パッシブ冷暖

SANSOH LABO

パッシブ冷暖

「パッシブ冷暖®」とは、しっかり断熱し、パッシブデザイン設計された住宅および小規模建築物に最適な冷暖房システムです。一般的なルームエアコンを使い、ダブルチャンバー(気流を配る箱型の装置)につなげた断熱ダクト(気体を運ぶ管)を介して床下空間へ気流を送ることで、家全体を冷暖房する省エネ性とコストパフォーマンスに優れた冷暖房の仕組みです。

パッシブ冷暖

「パッシブ冷暖®」は、一般的な居所冷暖房設備とは大きく異なり、最小台数のルームエアコンを使い、1階の床下空間や階間空間(天井と直上階の空間)を利用して気流と熱の移動を誘導し、全館空調する技術と仕組みです。


特許技術

「パッシブ冷暖®」は、気流の分配システム、エアコンの選定方法および木製床ガラリについて4件の特許を取得しています。これらの特許技術に裏付けされた高い工学力で居住空間をより省エネに快適にしています。

パッシブ冷暖・暖房時

【暖房時】
一般的な床暖房は、床材の下の電熱線ポリエチレン管にお湯を循環させて床を暖めます。パッシブ冷暖はエアコンの温風を床下や階間の分配ボックスとダクトを介して、それぞれの空間に溜め、床の表面温度を上げます。

パッシブ冷暖・冷房時

【冷房時】
一旦床下に溜めた冷気を間仕切り空間の隙間などに施した強制ファンを使って吸い上げ、高所から吹き出します。こうすることで、床下だけが冷えることを軽減し、ルームエアコン特有の気流の強さを感じない凛とした室内環境を実現できます。


パッシブ冷暖のタイプ

「パッシブ冷暖®」は、当社の独自開発によって特許取得を可能にした技術です。現在は住まい手の暮らし方や使い勝手にあわせて3つのタイプを用意しています。

【TYPE-1】基本システム
  パッシブ冷暖の基本で最も多く利用されているタイプ。1フロア全体の空調に最適。

パッシブ冷暖・TYPE-1

【TYPE-2】
  比較的家族数が少なく、リビング+個室での滞在時間が長い暮らしの住まいに向いています。

パッシブ冷暖・TYPE-2

【TYPE-3】
  2階・3階などで比較的在室時間が短めの住まい手に向いています。

パッシブ冷暖・TYPE-3

3タイプの組合せ

以上の3タイプのシステムを組み合わせることで、住まい方に応じた冷暖房空間を実現することができ、省エネと快適・健康の両立を実現できます。

【3タイプの組合せ凡例】

パッシブ冷暖の組合せ

パッシブ冷暖に必須のパッシブデザイン

性能が高い空調設備を設置しても建物自体の性能が著しく劣り、また外からの日射などの影響をまともに受けてしまえば、効きが悪く、省エネ効果や快適性をもたらしません。パッシブ冷暖は小さなエネルギーで省エネ性と快適・健康の両立を目指す仕組みですので、建物自体の断熱性能やパッシブデザイン設計が備わっていることを第一義と考えています。

パッシブデザインを考えていない建物 パッシブデザイン+パッシブ冷暖の建物

パッシブ冷暖のコストと効果

「パッシブ冷暖®」のPOINTは次のとおりです。
・適正価格で冷暖房に対応。部分間欠冷暖房にも転用可能。
・質の高い快適性の獲得。対流と輻射の冷暖房方式で頭寒足熱。
・光熱費が低価格。(年間4~5万円 ※2014年試算)
・乾燥しすぎず、肌がカサカサしない。
・冬、朝起きる時に寒さを感じない。
・安定した室温により、寝つきがよくなり熟睡できる。
・メンテナンスは通常のエアコンと同じでお手軽。
・機器の交換もエアコンの変更のみでお手軽。

パッシブ冷暖の組合せ

パッシブ冷暖と床下エアコンの比較(静止画像と動画による考察)

都市開発の環境設計や自動車のエンジンの設計等に採用されている高度なシミュレーションソフト(FlowDesigner)による気流のシミュレーションを行ないました。

他の床下エアコン 他の床下エアコン
パッシブ冷暖 パッシブ冷暖

お客様の声

「パッシブ冷暖®」を採用されたお客様から、実際に暮らしてからのご感想をお寄せ頂きました。

お客様の声
お客様の声

参創の家の「断熱性能とパッシブデザイン」については、こちらをご覧ください。

>>> 断熱性能とパッシブデザイン

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