〔1〕基準が変わります
2024年(令和6年)10月1日より基準が変わり、従来の東京ゼロエミ住宅・水準3 では、1 部屋あたり170 万円の補助がありましたが、新基準の水準A では1 部屋あたり200 万円の補助が受けられます。
9 戸のアパートの場合、9 戸× 200 万円=1,800 万円と高額な補助となります。
私たちはクリアが難しい集合住宅・共同住宅の水準3、新基準では水準A の設計を得意としています。
一つ一つの建築計画に合った断熱性能と省エネ性能を最適に設計しご提案します。
参創ハウテック一級建築士事務所がご計画の集合住宅・共同住宅を東京ゼロエミ住宅の最高水準に適合するようお手伝いいたします。
新基準では、再エネ設備(太陽光発電システム等)の原則設置が要件化されます。
太陽光発電 1kWあたりの補助金 10万円
〔2〕助成額が変わります
基準の見直しに併せて、新基準に応じた助成額が設定されます。
現行基準(水準1~3)による設計確認を受けた場合は現行の助成額を、新基準(水準A~C)による設計確認を受けた場合は新助成額がそれぞれ適用されます。
なお、現行助成額の交付申請受付は、2024年(令和6年)12月末までとなります。
現行基準(水準1~3)では、基準に満たない住戸があった場合、すべての住戸がその水準に引き下げられていましたが、新基準(水準A~C)では各部屋ごとの水準で助成額が設定されることになりました。
〔3〕新基準の適用関係について
新基準の施行日は2024年(令和6年)10月1日です。
9月30日までに認証審査機関に対し設計確認申請を行った案件は、現行基準(水準1~3)にて認証・助成を行います。
10月1日以降に認証審査期間に対し設計確認申請を行った案件は、新基準(水準A~C)にて認証・助成を行います。
2024年4
月より建築物省エネ法に基づく省エネ性能表示制度がはじまります。今後の賃貸住宅は、各住戸もしくは住棟での省エネ性能ラベルを発行することとにより、借りる住まいの断熱性能やエネルギー消費性能を比較、確認できるようになります。場合によっては目安光熱費も表示ができ、消費者にとってわかりやすい表示制度となっております。
SUUMOやアットホームなど賃貸住宅募集サイトでも、省エネ性能ラベルを採用する方針です。
断熱性能が高い住まいは、夏は涼しく冬は暖かく暮らすことができ、エネルギー消費性能の高い住まいは、電気やガスなどの光熱費を安く暮らすことができます。
賃貸住宅の性能が明確になることにより、家賃にも影響してくるでしょう。
参創ハウテック一級建築士事務所では、省エネ性能ラベルの発行をいたします。東京ゼロエミ住宅&省エネ性能ラベルで、付加価値のついた賃貸住宅を建てましょう。
省エネ性能ラベルの一例
制度や助成金のことなど、ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問合せください。