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DESIGN-3 室内環境をデザインする

「限られた窓」しかなくても、昼間の「室内を明るく」したい

建ち並ぶ住宅街では、お隣があまりに近くて採光上有効な窓をなかなか設けられないことも珍しくありません。でも、季節ごとの太陽の動きを把握すれば、ちいさな窓でも効果的な日光を得られるし、インテリアを白っぽくすることで、反射光を部屋の奥の方まで引込むことだってできるのです。同じ条件の敷地でも、計画次第で建物の中の環境は大きく変わります。

部屋の中に風を流す、「うまい窓の開け方」があります

都心ならではの「2階リビングのススメ」

周辺に建物が多い都心では、太陽の光が周辺建物に遮られる季節や時間が多くなります。また風についても同じように弱くなる傾向があります。そうした不利な環境において快適な暮らしを得るためには、家族がもっとも長い時間を過ごすLDKを2階に持ってくるのが有効です。
太陽の光や自然の風は、それが得られない住まいで過ごせば、そのありがたさを間違いなく痛感します。そういう意味で「都心での2階リビング」は前向きに検討する価値が大いにアリだと思います。
2階リビングとするときの不安は「移動が多くなること」だと思いますが、そのあたりはプランを練ることで相当に回避できることを知っておいてください。

夏の夕方、陽が陰った縁側に吹く風の心地良さを思い出してください。夕方から朝にかけて吹く夜風をうまく建物の中に流すことが出来れば、エアコンが苦手な人でも夏の夜をしのぎやすくすることができます。もうひとつ大切なことは、昼間、建物に溜まった熱をこの風に乗せて夜の間に外に掃き出してしまうこと。できるだけ建物を冷やしてから翌日の昼を迎えることで、室内の気温上昇を少しでも抑える効果が生まれるのです。敷地に吹く風は1年を通してそれぞれに特徴があります。風をうまく捉えるのもデザインです。

明るさのデザイン

どの月のどの日、どの時間に、部屋のどこまで太陽の光が入るかということは、完璧に予測(シミュレーション)できます。この予測は、とくに東京のような密集地で家を建てるときには極めて重要です。部屋ごとに明るさが求められる優先順位を決めながら、こうしたシミュレーションによって建物の配置、形状、窓の配置や大きさなどを詳しく検討していくことで、確実に欲しい明るさが得られるようになります。

シュミレーションでの日当たり検討 竣工後に撮影した写真

風通しのデザイン

窓の配置と風の通り方 風は気まぐれなので、まずはどの方向から風が吹いてきてもLDKなどには風が通るようにします。ただ、地域によって「よく吹く風向き(卓越風向)」があるので、それを意識しながら、さらに敷地周辺の建物の影響を考えながら風通しをデザインしていきます。

窓の配置と風の通り方

東京の夜間の風配図

東京の夜間の風配図 風のデザインがとくに重要なのが夏の夜です。外気温が低くなった夜に、しっかりと風を通すことによって、エアコンに頼らずに寝ることができるようになります。そのために、夏の夜の卓越風向を必ず意識した寝室や子供室のデザインを行ないます。

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