感染リスク予測の研究成果報告の寄稿について
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寄稿のいきさつ
住環境ラボ パッシブ冷暖事業部 取締役事業部長の阿式 信英が、倉渕隆研究室の博士課程に所属しており、このたびコクヨ株式会社様、株式会社竹中工務店技術研究所様との共同研究である「オフィス空間における執務者の位置情報およびCO2濃度に基づく感染リスク予測」の研究成果を寄稿しました。
日本工業出版株式会社発行の「クリーンテクノロジー」2022年2月号(1月31日発行)に掲載されています。


「オフィス空間における執務者の位置情報およびCO2濃度に基づく感染リスク予測」
1.はじめに
2020 年に流行したCOVID-19 に対して、日本では厚生労働省が「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法を提案している。そこでは建築物衛生法の基準に基づく必要換気量30 m3/(h・人) を推奨している。在室空間の換気性能が注目を集める中、換気効率が低い場合には飛沫核による空気感染の発生が懸念されるため、感染確率を把握しリスク低減手法を講じることが重要となる。
本稿ではオフィス空間を対象として、CO2 濃度分布の測定から感染性粒子濃度に相当するquanta 濃度、感染確率を算出することで感染確率の見える化を計る。また実務者の位置情報とCO2 濃度の分布の測定より実務者の位置情報のリアルモニタリングによる感染リスク予測に関して検討する。
2.(以下掲載省略)
2020 年に流行したCOVID-19 に対して、日本では厚生労働省が「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法を提案している。そこでは建築物衛生法の基準に基づく必要換気量30 m3/(h・人) を推奨している。在室空間の換気性能が注目を集める中、換気効率が低い場合には飛沫核による空気感染の発生が懸念されるため、感染確率を把握しリスク低減手法を講じることが重要となる。
本稿ではオフィス空間を対象として、CO2 濃度分布の測定から感染性粒子濃度に相当するquanta 濃度、感染確率を算出することで感染確率の見える化を計る。また実務者の位置情報とCO2 濃度の分布の測定より実務者の位置情報のリアルモニタリングによる感染リスク予測に関して検討する。
2.(以下掲載省略)
なお、掲載誌については、こちらをご覧ください。