パッシブ冷暖xゼロエネルギーハウス
WORKS
敷地17坪・住宅密集地という典型的な都市部の住環境。日射と通風という自然のエネルギーを取り込むため、窓のレイアウトを検討し、階段を利用して3つのフロアに風を通す道を確保するなど、設備機器に頼らず快適に過ごすための工夫が満載です。
省エネ性能を高めた上で、屋根には太陽光発電と太陽熱給湯の設備を搭載し、ゼロエネルギーハウスを実現させました。さらに「パッシブ冷暖システム」も導入し、フロア間で温度差が生じがちな3階建ての温熱環境をさらに快適にしています。
2階のLDKはワンルームの空間。動線もシンプルで奥様も家事がスムーズにこなせます。家族が集まる場所なので広さを確保し、天井・壁とキッチンは白、床と造作収納は木目調で統一してすっきりとした空間に仕上げました。
対面式のキッチンとダイニングの間には食器収納を造作し、食卓からシンクの手元が見えない高さに設定しています。キッチンの勝手口の外はサービスバルコニーになっており、ゴミの一時置き場にも便利。
2階リビングの南側にある出窓スペースはご主人様お気に入りの読書コーナー。窓には半透明のスクリーンを設置し、外からの視線を遮りながら光を取り入れています。階段もホールに取り込まれて一体となっており、明るく快適なのでお子様が腰掛けていることも。
北側にある1階と2階の洗面コーナーも、窓を設けて明るさと湿気がこもらないための風通しを確保しています。3階ホールの突き当たりは奥様のワークスペースになっており、階段を上がると小屋裏収納に続きます。
1階から3階を貫く階段はシースルースタイルにして、上階から取り込んだ光を室内全体に広げています。1階の寝室も引戸を開ければホールとつながるようになっています。
3階南側の子供室はバルコニーに面していて日当たりも良好。快適な環境でお勉強もはかどります。
エントランスには家族の自転車置き場も確保。限られたスペースながら植栽により建物に潤いを与えています。
O様邸 DATA
工 法:重量木骨(SE構法) 3階建
竣工年月:2017年6月
敷地面積:56.13㎡
延床面積:88.95㎡
設 計:尾崎 誠一
現場監督:渡邉 嘉明
撮 影:大槻 茂
「満足度120%の家づくり」(別冊住まいの設計/扶桑社刊)に掲載されました。
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