DESIGN-1 暮らしの機能をデザインする
DESIGN
人の動き、モノの動き
暮らしの機能をデザインするという作業は、「家族の動き」と「モノの動き」をしっかりつかんで、それを最適な“あり方”として実現させることに他なりません。ここで「家族の動き」としては「部屋間の移動」という“大きな動作”をまず考え、次に部屋内の移動やほとんど移動を伴わずに身体を動かすような“小さな動作”のことを考えます。
以上は動的な動作ですが、家の中ではくつろぎたいときの静的な動作もあり、そうした時間を過ごすときの場所として何が必要なのかを考えることも大切です。
普段はあまり意識していませんが、実は家族が動くときにはモノの動きが伴うことがほとんどです。とくに調理のときには頻繁にモノが移動します。洗面、入浴、外出や帰宅といった動きでもかなりモノが動いています。家族の動きをとらえ、その中でのモノの動きをしっかりとらえることで、どのような収納が最適か?ということが見えてきます。
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