施工事例「キッチンを中心としたデザインリフォーム」

REFORM

Prologue

幼い2人のお子様と暮らすY様ご夫妻。第2子の出産を機に、今まで住んでいた賃貸住宅よりも広いマンションを購入しました。角部屋で3方面に窓があるので、室内は日当たりがよくて明るいのですが、キッチンが壁付のL型タイプだったので、お料理中はリビングにいる家族に背を向けることになり、幼い子供たちの様子が見られません。
そこで、キッチンを2列型に変更し、LDKの隣にある和室もリビングに取り込むプランを提案。水廻りも一新して、使い勝手が良くご家族が安心して快適に暮らせるリフォームを計画しました。

Y様

子供がまだ幼く、片時も目を離せない状況なので、リビングに背を向けて料理をするのは不安でした。
また、LDKの隣にある和室も使い道が思い浮かばず、すぐに物置になってしまいそうで気になりました。

設計者の考え

設計:井田

キッチンを2列型に変更し、和室の畳をやめてLDKと同じフローリングにしてひとつの空間にすることを提案しました。また、寝室を6帖から7帖に広げて収納を増やし、水廻りも新しい設備に交換するだけでなく、少し配置を変えるなど使い勝手を向上させました。

設計の考え方

Before → After

改修前

改修後

設計のポイント

設計:井田

寝室を1帖広げて収納を増やすため、洗面室の洗面台の配置を変更し、浴室のバスタブの位置も変える等、工夫しました。水廻りの設備機器もすべて新しいものに入れ替えます。
既存の和室部分はコーナー建具で仕切ることにより、個室として使うことも可能です。床・壁・天井を張替え、建具も交換します。

改修工事①

解体工事→内装工事

現場監督

既存のキッチンを撤去し、壁紙を剥がしていきます。床下には想定外の位置に設備配管や床暖房の配管がありました。既存の図面がなく、少しずつ壊して配管経路を確認していくのに苦労しました。リフォーム工事は壊してみてから対応を検討することも多々あります。

改修工事②

キッチン・水廻りの工事

現場監督

現場でレベルや納まりを確認しながら丁寧に組み立てていきます。周りの居住者のかたのご迷惑にならないよう、材料の搬入や騒音にも最大限気を配ります。

補助金の活用

設計:井田

本件は、「こどもみらい住宅支援事業」(現在は受付終了)の認定を受けました。この制度は、⼦育て世帯や若者夫婦世帯による⾼い省エネ性能を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に対して補助することにより、⼦育て世帯や若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る事業です。
弊社には補助金や助成金の申請実績が多数ございますので、経験豊富なスタッフが対応致します。

工事完了

竣工写真

3ヶ月間にわたるリフォーム工事が無事に完了しました。

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Y様

子供たちの様子を見ながらキッチンで料理ができるので、とても満足しています。
2列型のキッチンは、シンク・コンロ・作業台・冷蔵庫がコンパクトな動線でつながるので、作業がしやすく便利。共働きなので、BOSCHのビルトイン食洗機が大活躍です。
また、和室が暗かったので、今回1フロアにしたことで部屋全体が明るくなりました。和室だった所は子供たちのエリアにして、扉を閉めれば散らかったおもちゃも隠れるのでストレスになりません(笑)。
寝室の収納面積も増えて、家族の服も十分入りますし、玄関収納も広げたのでベビーカーも入れられて助かっています。

設計:井田

ご家族がとてもお幸せにお暮らしなので私どもも光栄です。お客様のご希望で色調をグレーと白で統一したこともあり、全体的にすっきりと美しくまとまりました。

現場監督

マンションの改修工事の場合、管理規約による制限や搬入経路の検討、特に居住者のかたへの配慮が重要になります。
現場での苦労はいろいろとありましたが、職人さんたちとのチームワークで無事に竣工できました。
計画どおりに施工することができ、仕上り具合も良く、お客様にも満足して頂けたのでよかったです。


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